1.21ジゴワットとは?デロリアン(バックトゥザフューチャー)に誤訳?

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バックトゥザフューチャー第1作目ではデロリアンを再始動させるために1.21ジゴワットの電力が必要となるものの、ドクが目をまん丸くして「1.21ジゴワットだと!?」と仰天。

結局、ヒルバレーのシンボルである時計台に落ちる雷を利用して1.21ジゴワットの電力を生み出して、無事にマーティーが1985年に戻ることができたわけですが、
1.21ジゴワットとはいったい、どのくらいの電力なんでしょうか?

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ジゴワットとは?実は誤訳であることが判明

バックトゥザフューチャーシリーズでは2015年の未来になると、「ミスター・フュージョン」が発明され、その辺にあるものを燃料にして簡単に1.21ジゴワットの電力を生み出せるすさまじいエネルギー革命が起きます。

※ミスター・フュージョンとは超小型の核融合炉で正式名称はミスター・フュージョン・ホーム・エネルギー・リアクター(Mr. Fusion Home Energy Reactor)。

スケボーを車輪なしでホバリングで走らせたり、靴が自動で靴ひもを結んだり、濡れた服が一瞬で乾くのも、手軽にエネルギー供給できるようになったことが一つの要因だと考えられます。

ただメディアに関しては、ブラウン管タイプの古いテレビが現役で「うちも早く壁掛け時計が欲しいわ」なんていうセリフも見られ、未来予測というのはなかなか難しいものがありますね。

話がそれましたが、1.21ジゴワットという電力は、脚本上のミス・誤訳であることがバックトゥザフューチャーの脚本家がインタビューで明らかにされています。

もともとは「ギガワット(gigaWatt)」となっていたのを読み間違えたのか、書き間違えたのかは定かではありませんが「ジゴワット(gigoWatt)」となってしまったわけです。

1.21ジゴワット(ギガワット)はどのくらいの電力?

1.21ジゴワットとはつまり1.21ギガワットに相当するわけですが、では1.21ジゴワット(ギガワット)とはどのくらいの電力に相当するんでしょうか?

1955年当時のドクのセリフからは、

「何!!1.21ジゴワットだって!1.21ジゴワットの電流。めちゃくちゃだ!」
「私は浅はかだった。1.21ジゴワットなんて、馬鹿なそんな強力な電気が作れるか。逆立ちしたってできっこない。」
「すまんがダメだ。1.21ジゴワットの電流を出すのは今の時代では稲妻ぐらいしかない」

とあるように、雷の持つ電力に相当することがうかがえます。

雷の持つ電力とはどのくらいなのかをいくつかの仮定に基づいて計算しています。

電力は電圧(V)×電流(A)×時間(h)で計算することができるのでそれぞれの数値を以下のように推定します。

電圧:1億V
電流:10万A
時間:0.01秒

※雷が具体的にどの程度の強い電圧・電流を持っているのかは諸説あります。

計算すると100GWs(ギガワット秒)→28MWh(メガワット時間)となり、
それに対して1世帯が1日で使う電力は約12.7kWh(キロワット時間)です。

つまり雷1発で約2200世帯の1日分の電力を一気に補うことができるほどです。

時計を先に進めてさらに1985年のドクのセリフには、

「マシンの動力は電気だ。だが、1.21ジゴワットの電流を得るには核反応が必要なんだ。そのためにプルトニウムを…」

とあります。

今の日本では触れにくい「核」が登場しデロリアンのような何の防御壁も安全設備もないマシンの中で、
核反応を起こすなんて言うクレイジーな設定になっていたことがわかります。

設定上、デロリアンが備える原子炉はどんな仕様になっているのかというと、内部には放射線を遮蔽するための鉛が内張りされ、
冷却装置となる通気口(ベント)から両側に設置され蒸気を放出させます。

※蒸気の正体は単なる水蒸気なのか、それとも別の期待なのかは不明

1回のタイムトラベルで燃料は全て消費させてしまうため、デロリアンはタイムスリップをしたら二度と元の時代には戻れなくなるわけですが、
そもそもドクがなぜタイムマシンを開発したのかというと、バックトゥザフューチャー3の舞台ともなる1885年に行きたかったからで、
タイムスリップが成功した暁には戻ってくるつもりはなかったからでしょう。

ただデロリアンは燃料を補給すれば再始動可能で、燃料交換の際には放射線防護服を着用します。

助手席前方のグローブボックス内に設置された計器でプルトニウムの残量を確認できるようになっていて燃料切れになると警告音とともに警告灯が点滅します。

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