即位パレードの車種(御料車)メーカーはどこ?センチュリー?市販価格は?

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即位礼正殿の儀の後に行われる即位パレードで新しく即位する天皇が乗る車のメーカーはどこで、
車種は何なのかというと、メーカーはトヨタでセンチュリーという車種になります。

トヨタのセンチュリーが街中で走っているところはあまり見かけることはないものの、
国賓を迎える際などはトヨタのセンチュリーが使われることが多く、
令和の即位パレードではトヨタの新型センチュリーを改造した特別車両が使われています。

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即位パレードの車種(御料車)メーカーはどこ?センチュリー?

まず平成の即位パレードで使用された御料車の車種・メーカーは
どこなのかというとロールスロイスのコーニッシュ(オープンカー)です。

令和の即位パレードでも当初は平成の即位パレードで使用した
ロールスロイスのコーニッシュ(オープンカー)を使用する案があったものの、
すでに年式が古くなってメーカーの保証対象外。

即位パレード用に約4千万円(当時)で購入したものの
整備用の部品が手に入らなくなってしまったため、
結局、2回しか使われることなく走行困難になって、
宮内庁の車庫に眠ったままとなっていました。

  • トヨタ センチュリー
  • 日産 シーマ
  • ホンダ レジェンド
  • ロールス・ロイス ドーン
  • メルセデス・ベンツS560カブリオレ

という車種に絞り即位パレード用の御料車の手配をメーカーに打診。

安全性や環境性能といった性能の他にも、

後部座席に乗る新天皇、皇后両陛下の姿が沿道からも見えやすい
車列を組むほかの車両より大きく目立つ

といった条件をすべて満たす御料車を提案できたのは、
トヨタのセンチュリーのみだったようです。

2019年1月17日の「天皇陛下の退位と皇太子の即位に伴う式典委員会」の第3回会合
即位パレードで新しく即位する天皇を乗せる御料車について詳細が決められたようです。

第1 お車に求められる要件等

(1)第2回式典委員会において、「新車の要件」として掲げられた以下を満たすことが前提。
① 国内で入手可能
② 車列を組む他の車両より車格が高く、サイズが大きい
③ 後部座席に一定の広さを確保可能
④ 安全性能(衝突安全、自動ブレーキ等)が高い
⑤ 環境性能(燃費、排出ガス浄化性能等)が高い

(2)儀式の趣旨等を踏まえると、以下の点も考慮する必要。
ア.後部座席にご乗車になる天皇皇后両陛下のお姿が沿道等から見えやすいこと。
イ.環境物品等の調達に関して内閣府本府が定める方針(平成 30 年度)に合致すること。
ウ.車体強度の確認、試験走行等を十分に行った上で、儀式までに余裕をもった期日までに確実に納車される見込みがあること。
エ.用途に支障をきたすことのないよう良好な整備・保守サービスを継続的に受けることのできる体制が整えられていること。
オ.儀式終了後の有効活用や日常の保守管理が容易であること。

(皇位継承式典事務局の資料より)


https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kouikeisyou_gishikitou/index.html

即位パレードの御料車センチュリーの市販価格は?

新しく即位する天皇が即位パレードで乗る御料車は、
1台5250万円で市販されるトヨタセンチュリーを
オープンボディに改造された特別車両です。

国は即位パレードの御料車用に約8000万円の関連予算を計上していたので、
おそらくは予算の範囲内ギリギリだったのではないかと思われます。

即位パレードでは2018年6月に21年ぶりにモデルチェンジした
トヨタの新型「センチュリー」が使用されていて、
大きさは全長5335mm、全幅1930mm、全後1505m、ホイールベース3090mm。

新開発のハイブリッドシステムが採用されていて従来の5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンに
電動モーターを組み合わせたハイブリッドを搭載したことによってJC08モード燃費が7.6km/Lから
13.6km/Lへ大幅に改善去れただけではなく振動・騒音のない滑らかな走りと、
高い環境性能を同時に実現。

ちなみに、同じセンチュリーでも1台9450万円もするセンチュリーロイヤル
天皇皇后両陛下が乗車する標準車(ナンバー「皇1」)に採用されていて、
防弾性能等が強化された国賓接遇用の特装車(ナンバー「皇3」、「皇5」)もあります。

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