天理高校は全国的な宗教組織である天理教の運営しているため、全国的に学生が集まることで知られています。
2020年は秋季奈良大会で優勝したことから、2年連続25度目となる2021年の春の選抜出場を決めました。
天理高校センバツ野球部メンバー2021の出身中学
天理高校は2020年の秋季奈良大会では決勝までの4試合中3試合がコールド勝ちという他を寄せ付けない圧倒的な実力kで勝ち進みます。
決勝戦はライバル・智辯学園を相手に、7回裏に一挙6得点を挙げて試合を決め、奈良大会を制しています。
続く秋季近畿大会では京都2位の乙訓高校に2-1と辛勝したものの、準々決勝で大阪桐蔭に4-11と7回コールドで敗れているので、調子には村のあるチームなのかもしれません。
秋季奈良大会の戦績
・決勝戦 天理 8-2 智辯学園
・準決勝 天理 7-0 畝傍(7)
・準々決勝 天理 11-6 御所実業
・2回戦 天理 9-0 橿原(7)
・1回戦 天理 7-0 法隆寺国際(7)
背番号 選手 守備 学年 出身地 出身中学 中学所属 投/打 身長/体重
1 達孝太 投手 2年生 大阪 浜寺南 泉州阪堺ボーイズ 右/右 192/80
2 政所蒼太 捕手 2年生 京都 久美浜 京都丹後シニア 右/右 162/65
3 内藤大翔 内野手 1年生 奈良 生駒南 生駒ボーイズ 右/右 176/78
4 堀内太陽 内野手 2年生 京都 宮津 京都丹後シニア 右/右 170/63
5 戸井零士 内野手 1年生 大阪 松原第三 松原ボーイズ 右/右 [追加]
6 杉下海生 内野手 2年生 大阪 田尻 泉佐野シニア 右/左 167/64
7 瀬千皓 外野手 2年生 奈良 生駒上 生駒ボーイズ 右/右 178/79
8 石本紘都 外野手 2年生 奈良 野原 橿原磯城シニア 右/右 168/68
9 内山陽斗 外野手 2年生 大阪 松原第四 羽曳野ボーイズ 右/左 167/76
10 森田雄斗 投手 2年生 和歌山 太地 和歌山南紀ボーイズ 左/左 178/77
11 仲川一平 投手 2年生 奈良 五條東 奈良葛城ボーイズ 左/左 176/75
12 重信滉太 捕手 2年生 大阪 吉川 兵庫夙川ボーイズ 右/右 171/82
13 成田侑介 内野手 2年生 兵庫 日高東 ヤング兵庫但馬 右/左 173/82
14 藤森康淳 内野手 1年生 調査中です 羽曳野ボーイズ 右/左 170/70
15 長野陽人 内野手 2年生 大阪 誠風 大阪狭山ボーイズ 右/右 168/75
16 南澤佑音 投手 1年生 大阪 門真はすはな 大東畷ボーイズ 右/左 [追加]
17 大塚弘晴 外野手 2年生 埼玉 八潮 東京城南ボーイズ 右/右 177/72
18 岩月克介 内野手 2年生 大阪 豊中第十一 大淀ボーイズ 右/右 167/63
19 大城志琉 外野手 1年生 調査中です 橿原磯城シニア 左/左 [追加]
20 山村侑大 捕手 1年生 奈良 三郷 橿原磯城シニア [追加] [追加]
2020年10月25日の高校野球近畿大会秋季 高校野球秋季地区大会 準々決勝、大阪桐蔭との対戦では、以下のスタメン・守備で行われました。
打順 守備 名前
1 右 内山陽斗
2 二 堀内太陽
3 三 戸井零士
4 左 瀬千皓
5 一 内藤大翔
6 中 石本紘都
7 遊 杉下海生
8 投 達孝太
9 捕 政所蒼太
天理高校センバツ野球部メンバー2021の注目選手
達孝太
守備：投手
身長/体重：193.0cm/83.0kg
投打：右投右打
球速：145km/h
遠投：110m
50m走：6.8秒
細身長身の本格派右腕でノビのあるストレートが持ち味。
コントロールも良く、スライダー・カーブ・フォークを駆使した緩急ある投球で打者のタイミングを外し三振を奪います。
2020年の秋季奈良大会の全5試合計36イニングを投げ、被安打18・45奪三振で3失点と文句なしの投球内容でした。
近畿大会で7回コールド負けを喫した準々決勝の大阪桐蔭戦でも11安打を浴びていますが、奪三振は7回で11を記録しています。
瀬千皓
守備：外野手
身長/体重：178.0cm/76.0kg
投打：右投右打
遠投：90m
50m走：6.8秒
がっしりとした体格でメガネが印象的な強打者。視力は0.1もないようで、小学4～5年からかけていることから「メガネに怖さはない」と話しています。
勝負強さと広角に長打を打ち分ける打撃センスを持ち合わせていて2019年・2年生で出場した明治神宮大会で、仙台育英戦で2ランを放つと中京大中京戦では中日にドラフト1位指名を受けた髙橋宏斗投手から本塁打を打っています。
全国に350人ほどと言われる珍しい苗字の持ち主でもあります。
少し試合から遠ざかる時期もありましたが、2021年の新チームでは4番に座っています。
天理高校野球部メンバー2021の進路
外山 義明
門田 博光
鈴木 康友
福家 雅明
川本 和宏
藤本 博史
小山 昌男
南渕 時高
中村 良二
山下 和輝
善村 一仁
藤立 次郎
南 竜次
谷口 功一
吉川 勝成
関本 賢太郎
長崎 伸一
橋本 啓
東 辰弥
籾山 幸徳
西浦 直亨
中村 奨吾
太田 椋
森浦 大輔
天理高校野球部の監督
名前：中村良二
生年月日：1968年6月19日
出身地：福岡県
出身高校：天理高
高校2年時の1985年に第57回選抜大会に出場すると1本の本塁打を放っています。
高校3年時にも主将で4番打者として春夏連続で甲子園に出場。
夏の選手権では2本の本塁打を放つ]とともに、天理高校を奈良県勢としては初めての優勝に導きました。
高校通算41本の本塁打を放った実績から、ドラフト2位指名で近鉄バッファローズに入団。
プロ野球選手となりましたが成績は振るわず出場機会も得られないまま1997年に引退
※その一方で、ウエスタン・リーグでは本塁打王のタイトルを獲得したり盗塁の記録も2ケタを続けるなどの活躍から、「ミスター・ウエスタン」とも呼ばれていました。
後はアルバイトを掛け持ちする生活をしていたところ少年野球の監督に招かれると指導者としての手腕を発揮。
2008年に天理大の硬式野球部監督に就任すると、2013年に学生野球資格回復研修を受講し、
2014年に学生野球資格の回復を認定され、プロ野球選手出身者でも高校野球での指導が可能となったことから母校である天理高校のコーチに就任しました。
自身が天理高校の選手だった時、当時の橋本武徳監督が「練習メニューを選手に決めさせる」という方針を取っていたことから主将としてチームを全国制覇へ導いた経験から、
現在も>天理高校野球部も従来のやり方を踏襲し、「天理史上最高の主将」と呼ばれています。
天理高校野球部の戦績
■天理高校2021戦績
秋季県大会 優勝
秋季近畿大会 ベスト8
■天理高校2020戦績
秋季県大会 ベスト4
秋季近畿大会 優勝
明治神宮大会 ベスト4
夏季独自県大会 優勝
■天理高校2019戦績
出場した主な大会 大会戦績
秋季県大会 優勝
秋季近畿大会 1回戦で敗退
春季県大会 ベスト8
夏季県大会 ベスト8
■天理高校2018戦績
出場した主な大会 大会戦績
秋季県大会 ベスト4
春季県大会 ベスト4
夏季県大会 準優勝
■天理高校甲子園戦績
出場回数：春の選抜24回、夏の選手権28回
優勝：3回
準優勝：0回
