22年目の告白で被害者の5人が足りない?

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映画「22年目の告白」では一連の殺人事件が同一犯人による犯行とされ、被害者の5人とされています。

しかしストーリー中では4人の被害者について触れられているだけで、1人足りないようですが被害者は本当に5人なんでしょうか?

ちなみに、映画「22年目の告白」牧村視点で話が進んでいきますが、原作の小説では出版社編集者の川北未南子の視点で話が進むストーリーとなっています。

小説版だと、警察と退職した牧村は刑事を辞めて作家デビューすることになるなど、映画版の細部をより楽しめるようになっています。

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22年目の告白で被害者の5人が足りない?

「22年目の告白」は韓国映画の『殺人の告白』が元ネタになっています。

北島が日本流に脚本をアレンジ、入江悠に監督を依頼して2年がかりで脚本を完成させたのが映画「22年目の告白」です。

一連の殺人事件について、牧村刑事の妹は数に含めなければ、

・岸幸生(夏帆の父親で娘は別室に閉じ込められ妻の目の前で殺された)
・戸田翔子(ヤクザの愛人でスナックのホステス)
・山縣一代(院長の奥さん)
・滝幸宏(牧村刑事の元上司)

といった感じになっていました。

牧村刑事の妹・牧村里香が6番目の殺人とすると被害者が1人足りないことになりますが、映画版ではほとんど触れられていないだけで1人目の被害者が存在します。

1人目の被害者は定食屋の主人・松山良和さん。

遺族が出てこなかったので印象が薄れてしまったようです。

牧村刑事の妹・牧村里香を含め、映画「22年目の告白」の被害者および殺害方法については次のようになります。

1人目:松山良和(ロープで絞殺)
2人目:岸幸生(ロープで絞殺)
3人目:戸田翔子(ロープで絞殺)
4人目:山縣一代(ロープで絞殺)
5人目:滝幸宏(爆薬で爆死)
6人目:牧村里香(ロープで絞殺)

となってます。

映画「22年目の告白」の真犯人はニュース番組「NEWS EYES」のメインキャスター・仙堂俊雄(仲村トオル)でした。

仙堂は自分自身が犯人である連続殺人事件を事細かに報道した手柄によってニュース番組のメインキャスターに抜擢されていました。

仙堂俊雄は、かつて戦場ジャーナリストとして活躍し、その際に友人のドイツ人の若いジャーナリストと一緒に武装勢力に捕まり監禁されています。

目の前で絞殺を見せつけられ、自分だけが解放された体験がトラウマとなり精神を病むようになります。

逮捕後、仙堂の体験を描いた手記『闇を追いかけて』が出版されます。

精神鑑定を受けるべく施設に収容されますが、清掃員に扮した戸田丈が姿を現すと隠していたナイフで仙堂の元へ走り出し刺されるのでした(刺したような効果音のみ)

ちなみに、4人目の被害者・滝を殺害した理由は元々は、爆破の狙いは牧村航でした。

その様子をビルの屋上から里香に見せることでマイルールを達成しようとしていたので、滝が死んだのは仙堂にとっては実は予定外の出来事でした。

結果的に牧村が一緒にいたので偶然にも目撃者のいる状況になり図らずもマイルールが守られる形となりました。

22年目の告白で被害者1人目

1995年1月4日 足立区飲食店店主殺害事件
被害者:松山良和(ロープで絞殺)

・足立区の飲食店で、夫の店主と妻が縛られ、妻の目の前で、夫が絞殺される。
・ベテラン刑事「滝幸宏(平田満)と新米刑事「牧村航(伊藤英明)」はペアを組み、捜査を行なう。

22年目の告白で被害者2人目

1995年2月14日 世田谷区会社員殺害事件
被害者:岸幸生(ロープで絞殺)

世田谷区の団地で、会社員の岸幸生が妻の目の前で絞殺される。
5歳の娘「美晴」は、別室に閉じ込められていた。

22年目の告白で被害者3人目

1995年3月15日 銀座ホステス殺害事件
被害者:戸田翔子(ロープで絞殺)

銀座の高級クラブで、・暴力団橘組の組長である「橘大祐」が拘束され、 愛人のホステスが絞殺される。
二人の間の息子「戸田丈」が遺される。

22年目の告白で被害者4人目

1995年3月31日 練馬区病院長夫人殺害事件
被害者:山縣一代(ロープで絞殺)

練馬区の病院で、・院長の「山縣明寛」の妻が、夫の前で絞殺される。

警察は、犯人をおびき出す作戦で事件の発表をせず、 結果、殺人犯人の「仙堂俊雄」は現場に戻って来て、張り込んでいた「牧村航」が追い掛け、揉み合いになる
「牧村航」は「仙堂俊雄」を、 拳銃で撃ち、肩に傷を負わせる。

傷を負わされた「仙堂俊雄」は、次のターゲットを「牧村航」に定める。

22年目の告白で被害者5人目

1995年4月27日 大田区警察官殺害事件
被害者:滝幸宏(爆薬で爆死)

「牧村航」は、大田区のアパートに、 妹「里香(石橋杏奈)」と婚約者「小野寺拓巳(野村周平)」と 住んでいた。

「仙堂俊雄」は、「牧村航」のアパートに忍び込み、 「里香」を誘拐し、近くのビルの屋上に縛り付ける

警察に居た「牧村航」を自分のアパートに呼び寄せ、妹の「里香」に見せながら、「牧村航」を殺害しようとする。

アパートに駆け付けた「滝幸宏」と「牧村航」だが、 先に「滝幸宏」が踏み込み、首に縄を掛けられながら、「牧村航」の目の前で、ガス爆発で殺される。

それ以降、妹の「里香」は行方不明になる。

まとめ:22年目の告白で被害者の5人が足りない?

1995年1月4日 足立区飲食店店主殺害事件
1995年2月14日 世田谷区会社員殺害事件
1995年3月15日 銀座ホステス殺害事件
1995年3月31日 練馬区病院長夫人殺害事件
1995年4月27日 大田区警察官殺害事件

牧村の妹の「里香」は1995年に起きた阪神大震災のトラウマを抱えていました。

精神状態が不安定になった「牧村里香」を連れて一緒に上京したのが曾根崎雅人にふんする「小野寺拓巳」

小野寺拓巳は里香が行方不明になったことを受けて、自分が「里香」を上京の話しをきりだし結果的に「里香」を守れませんでした。

自分を責め「里香」が拘束されていたビルの屋上から、牧村刑事・仙堂の目の前で身を投げて自殺を試みました。※この自殺も実は真犯人の目を欺くための狂言芝居だった可能性もあります。

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