一酸化炭素は下にたまる?上に上がる?どこにたまる?

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一酸化炭素が発生した場合、下にたまるんでしょうか?

一酸化炭素は、無色、無味、無臭の気体であり、人間にとって非常に危険な物質。

ストーブを消すと、一酸化炭素や窒素酸化物は部屋の上にたまるか下にたまる?

一酸化炭素は上に上がるんでしょうか?天井にたまる?

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一酸化炭素は下にたまる?上に上がる?どこにたまる?

一酸化炭素は無色無臭の気体で、燃焼不完全なときに発生します。一酸化炭素を吸い込むと、血液中のヘモグロビンと結合してカルボキシヘモグロビン(COHb)となります。1 COHbは酸素を運ぶ能力が低下するため、体細胞に酸素が届かなくなります。1 これが一酸化炭素中毒(CO中毒)と呼ばれる状態です。

一酸化炭素(CO)の分子量は約28
一酸化窒素(NO)の分子量は約30(他の窒素酸化物はもっと重い)

それに対して一般的な空気の平均分子量は窒素79%酸素21%として約28.8です。

これにより、空気より若干軽い一酸化炭素は部屋の上へ

重い一酸化窒素などは下へ

たまりやすいでしょう。

一酸化炭素は空気よりもやや軽く、窒素酸化物は空気よりも重いのですが、ただ実際には上や下にたまるということはなく、部屋の中にほぼ均一に混ざってしまうようです。

二酸化炭素が空気よりも重いからといって、床にはいつくばった状態では息ができないということはないのと同じことです。

一酸化炭素中毒の症状は、血中COHb濃度によって異なりますが、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、意識障害、昏睡などがあります。1 重篤な場合は死亡することもあります。1

一酸化炭素中毒を防ぐためには、以下のことに注意してください。

灯油ストーブやガスストーブなどの燃焼器具を使用するときは、換気を十分に行ってください。

燃焼器具のメンテナンスや点検を定期的に行ってください。
燃焼器具の近くに物を置かないでください。
燃焼器具を長時間使用しないでください。
一酸化炭素警報器を設置してください。

一酸化炭素中毒の疑いがある場合は、すぐに燃焼器具を消して換気を行い、救急車を呼んでください。1

一酸化炭素の危険性は?

・CO(一酸化炭素)は、無色・無臭で感知しにくい気体ですが、毒性は強力です。
・手足がしびれて動けなくなることもあります。
・重傷になると、脳神経細胞を破壊したり、意識不明や死亡に至ることがあります。
・軽い中毒症状は風邪に似ています。頭痛、吐き気、気分が悪いなどの症状を感じたら、ただちにガス機器の使用をお止めください。

一酸化炭素の性状は、空気とほぼ同じ重さ(比重(空気を1としたときの重さ):0.967)で、無色、無臭、無刺激のため、見分けることが難しい気体です。私たちの身体は生きていくために酸素が必要で、呼吸することにより酸素は血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶ物質)と結びつき身体に運ばれています。このヘモグロビンは一酸化炭素との結びつきが強く酸素の200~300倍と言われています。このため、微量 であっても一酸化炭素を身体に吸い込むと、酸素を運ぶ量が減るため身体が酸素欠乏状態となり、進行すると死亡に至ります。

空気中における
一酸化炭素濃度 吸入時間と中毒症状
0.02% 2~3時間で前頭部に軽度の頭痛
0.04 1~2時間で前頭痛・吐き気、2.5~3.5時間で後頭痛
0.08 45分間で頭痛・めまい・吐き気・けいれん、2時間で失神
0.16 20分間で頭痛・めまい・吐き気、2時間で死亡
0.32 5~10分間で頭痛・めまい、30分間で死亡
0.64 1~2分間で頭痛・めまい、15~30分間で死亡
1.28 1~3分間で死亡

軽い一酸化炭素中毒になると、風邪に似た症状が出ると言われていますが、ガス機器を使用中に脱力感や頭痛などの症状が出た場合や目がチカチカしたり悪臭を感じたりした場合は、ガス機器の不完全燃焼が考えられますので、ガス機器の使用を中止し、点検を依頼することをおすすめします。

不完全燃焼警報機能付きガス漏れ警報器の設置をおすすめします。
ガス漏れ、あるいは不完全燃焼によって発生した一酸化炭素を検知した場合、ランプと音声でお知らせします。

一酸化炭素は下にたまる?上に上がる?どこにたまる?

まとめ:一酸化炭素は下にたまる?上に上がる?どこにたまる?

火事の時は一酸化炭素中毒にならないために姿勢を低くしろと言われますが燃えてできた空気は、回りよりも暖かいので、膨張し、軽くなります。
その為、部屋の中では、上にたまります。
煙も、上にたまっているでしよう。
一酸化炭素対策だけではありません。
煙で方向を失わないようにする為、刺激性のガスで、目やのどを痛めないためなどの効果があります。

化学反応で発生した、二酸化炭素は、空気と密度が同じなので、同じ高さです。
すぐに、周囲の空気と、混合するのではありません。完全混合には時間がかかります。

混じる以前に、空気が温められていたら、混合しなくても、空気の塊として、密度差で、上に行ったり、下に行ったりします。

以下は一酸化炭素の危険性に関する情報です。

健康への影響:一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合し、酸素との結合を妨げるため、呼吸困難、めまい、頭痛、吐き気、意識喪失、死亡など、健康へ悪影響を与える可能性があります。

火災の危険性:一酸化炭素は、燃焼反応の際に発生するため、不完全燃焼が起こると、火災の原因となる可能性があります。

長期的な影響:長期間、低濃度の一酸化炭素にさらされると、健康に長期的な影響があることがあります。たとえば、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患、癌などが報告されています。

車や暖房器具などの排気ガス:車や暖房器具などの排気ガスに含まれていることがあります。特に密閉された空間で排気ガスを吸い込むと、危険性が高まります。

一酸化炭素中毒を防ぐためには、室内での暖房器具の使用を適切に行い、換気を行うことが重要です。また、火災の際には、屋外に避難し、消火器の使用は専門家に任せることが望ましいです。

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